どうあがいても、ビルメン。

【消防設備士乙6】消防設備士乙6を受けてきました【勉強時間40時間】

2024年4/13 消防設備士乙6を受けてきました。東京で受けました。

 

受験した当日に書いています。

忘れないうちに書いておきます。

 

ビル管と同じように、ホテルを予約しておき、受験地に余裕をもって迎えるようにしておきました。(田舎者なので受験地が遠い

ビル管受けた時の記事はこちら

【ビル管】2023年 建築物環境衛生管理技術者試験を受けてきました - どうあがいても、ビルメン。 (hatenablog.com)

 

ホテルの中では大画面テレビでA〇を作業用BGMにしながら勉強していました。

お掃除フ〇ラものを流していたのですが明らかに出す前でカット入って偽汁シーンが多くて怒りました。

実技を勉強していました。

消防設備士乙6は、前々日は鑑別以外、前日は実技を勉強する、というのが良いと思いました。

 

さて当日ホテルをチェックアウトしコンビニでおにぎりを買いコンビニの前で食べて出動。

 

試験会場は最寄り駅が笹塚の中央管理センターというところです。

もしかして危険物乙4を受けたところと同じ場所?

会場は1時間前に開きました。建物の中には入ることが可能で、解除が開く前は建物の中の椅子で最終チェックをしていました。

 

会場に入る前に、「スマートフォンの電源は必ずお切りください」としつこいくらい受付の人から言われました。まだ試験始まってないのに別に切らなくてもよくね?と少しイライラしてしまった・・・

スマホタブレットで最終学習したい人は会場から出てやっていたのだと思います。

 

会場の人の感じは、冷凍や電工などとくらべると、高校生が少ない。が、20代、30代くらいのひとはそこそこいる。女性は1割。あとはビルメン資格あるあるの中高年中心でした。

 

試験問題が配られたのですが、鑑別以外の分野は問題集とマークシート

実技は、問題と回答欄が同じ冊子にまとめられていました。ってか机狭。

 

さて試験本番。

・・・・・・・・・・・・

あ。これはいけるな。と最初の5問くらいで思うも、、、

機械(基礎的知識)の5問中、2問はみたことがない問題でした。

5〇hで受験体験を見たことがありますが、機械は初見の問題がややあるようです。

しかし5問中2問は確実に正解できたと思うのでセーフ。

 

筆記をすべて終えた後、見直しをし、実技へ。

 

 

実技はあとで紹介しますが、公論出版の参考書の過去問ほぼそのまんまでした。

難しめの記述は、二酸化炭素消火器はなぜ地階、無窓階では使用してはならないのか?という問題でした。それ以外で長めに記述するタイプの問題はありませんでした。

あと消火器の写真はカラーでわかりやすかったです。

 

25分くらいで30問すべて解き終わりました。

 

35分くらい経つと、途中退出が認められました。

速攻で席を立って帰ろうとしました。

去年受けた冷凍3種と比べると、即途中退出者はかなりすくなかったです。

冷凍三種は半分くらい即退出したのですが、消防設備士乙6は会場120人位中15人くらいでした。

 

終わった後の感想は、受かっているだろうとは思いましたが、

「構造・機能・及び工事・整備の方法」が3問くらい自信なかったです。あとは機械。ギリギリ2問、初見の問題が運よく合ってれば3、4点というとことでしょうか。

 

試験当日の話は以上です。

 

さてここからは箇条書きです。

 

・参考書は公論出版の「消防設備士第6類」のみを使用。解説部分のテキストが文字だらけでやや読みにくいが、過去問の出る率は異常。試験本番の8割くらいは公論出版で解いたことがある問題であった。これだけで受かるはず。

スマホアプリで消防設備士乙6が勉強できるものがあるが、あれはやる必要はほぼない。過去問で出ないような問題が多い。私はそのアプリでの正解率はかなり悪かった。

・勉強時間は40時間ほど、危険物乙4よりは少し時間をかけた方がいいと思う。やはり実技が記述式なのでそこに時間をかけたい。あと法令が結構めんどくさい。勉強期間はだいたい2か月。1か月で公論を一周できれば合格は固い。

・消防設備士乙6をぐぐってもあまり勉強に役に立つサイトがない。過去問を持ち帰れないことや、受験者が少なめというのもあるのだろう。公論を信じて公論のみで学習した方がいいと思う。学び始めの時はYoutubeの「うたちゃん」さんの動画がとっつきやすい。

・電工2、冷凍3、ボイラー2、危険物乙4、ビル管よりも、やる気が出なかった。一番つまらなかったかも。

 

【ビル管】2023年 建築物環境衛生管理技術者試験を受けてきました【体験談】

2023年の建築物環境衛生管理技術者試験を受けてきました。

 

受験した当日に書いています。

忘れないうちに書いておきます。

 

昨日のことから書きます。

 

 

受験地が結構遠かったので、ホテルを事前に予約しておきました。

場所にもよりますが、2週間前の時点で近めのホテルは高いプランしかなかったので、近くに止まりたければ早めに予約しておきましょう。

 

前日は刺激物を食べないように。私は激辛が好きですが食べると翌日お尻がイタイイタイ病になります。と言いつつ、前日はカレーを食べてしまいました。

 

前日は、赤本をひたすら読み、ネットで計算問題をやってました。

 

その後、寝ようとするのですが、、、眠れん!!何しても眠れん!ひたすら時間が過ぎてゆく!

ホテルのビデオがなぜか無料だったので、大画面A〇を観たので興奮しすぎてしまったのでしょうか・・・。

 

いや、普通に緊張で眠れなかったんだと思います。

今後ビル管を受ける方に伝えておきますが、「2週間前になると急に不安、緊張が襲います。」

この現象になった人は、前日眠れないかもしれません。眠れなくても眼だけつぶって横になりましょう。

 

翌日、ホテルをチェックアウトし、受験地には1時間半前に到着。

あ、あと朝ごはん、昼ご飯忘れないように。

朝ごはんはコンビニおにぎりと一本満足バー

昼ご飯はおにぎり二つと小さいチョコ。

チョコはおススメです。

カフェインもいいですが、おしっこが早くなる危険があります。

 

「いかにも」な人たちが10人ほど。流石にまだ少なかったです。

 

開始まではひたすらやってきた赤本の見直し。

これもビル管を受ける方に伝えておきますが、「トイレが混みます。」

「10分くらい前にいけばいいや」でいくと激込みです。余裕をもって早めにトイレに行きましょう。

 

この資格のほかに、電工2、ボイラー2、乙4、冷凍3を受けましたが、ビル管はさすがにみんな開始前に真面目に勉強してました。スマホいじってても、実はネットでビル管のインプットしていたり。

 

 

さぁ試験開始。

2023年の建築物衛生概論は、やや難しいという印象です。

というか、もうこれくらいが標準の難易度になっていくのかもしれません。

自信をもって回答できたのは20問中8問くらいでした。

 

 

1問目の基本的な問題でいったん5に〇をしてしまうというがばがば知識。

 

建築物の環境衛生、空気環境の調整は例年並みだと思いました。

 

確か試験開始後1時間経過すると、途中退出可能です。

すぐに退出したのは一人か二人くらいでしたね。冷凍3種は滅茶苦茶退出していったのですが・・・。

 

私も2時間後くらいに退出しました。

 

昼ご飯を食べ、午後の勉強。

あ、当日の試験前は、午前中にでる「建築物衛生概論、建築物の環境衛生、空気環境の調整」しか復習しませんでした。

 

午後は、

「建築物の構造概論、ねずみ、昆虫等の防除」を中心に復習しました。

これもアドバイスですが、まー----じでこの二つは足きりが怖いのでよく勉強しておきましょう。

 

 

そして午後の分開始。

建築物の構造概論は、例年並み?でも難しかった印象です。

こちらも、今後はこれくらいの難易度が標準になりそうです。

 

給水及び排水の管理は、相性が良かったのか、簡単に感じました。

清掃も、数問見たことのない問題がありましたが、例年並み。計算問題がありました。

 

そしてねずみ。

今年も仕掛けてきました。難しかったです!もー----やだ!!15問しかないのに難しくしないでよ!!

そして、この時間帯になると、集中力も切れてきます。

周りからも、ため息が聞こえます。僕もしてました。

 

2時間ほどで途中退出。

 

 

終わった後の全体的な感想は、「足きりが怖いが、65%は超えているだろう」

やはり問題数が少ない分野の足きりが怖かったです。

しかし空調や給水で得点できた自信があり、65%未満にはならないだろうと思いました。

 

試験当日に書いているので、受かっているかどうかはまだわかりません。受かっててほしい!頼むよ~。

 

あとは書きたいことを箇条書きします。

 

・どうしてもわからない問題は出題される。そういうときは、出題者の意図を読む。

・計算問題はわからなくてもとりあえずかけたりわったりしてみる。

・一応上着を持っていきましょう。

・ボイラー、冷凍三種を勉強していれば空気環境分野で少し勉強楽できる。

・勉強時間は140時間ほど。6月・20時間 7月・20時間 8月・30時間 9月・70時間

   7月で「赤本」をほぼ一周した。

直近5年の過去問はだいたい5周して、9割は取れる状態。

まだ受かってないので根拠薄いですが、「100時間」勉強すれば合格の可能性がでてくるとおもいます、

・「黒本」も購入したが1周すらしていない。ネットで十分だと思った。

・「設備と管理」という雑誌がある。ビル管試験数か月前になるとミニテストがあるのでやってみると実力試しになる。

・ビル管理士総合情報.comさんで模擬試験を受けることができる。前半、後半合わせて正解率71%だった。本番もこれくらいの正解率になると思っていいかも。

・建築物の構造概論、建築物の構造概論、ねずみ、昆虫等の防除は不安がなくなるまで勉強した方がいい。(自戒)

・「捨て問でいいと思います」的な過去問がありますが、内容は覚えておいた方がいいです。今回で言えば27,63問目など解きやすくなります。

・受験するには、実務従事証明書が必要です。私の場合は、前勤めていた会社に貰いに行きました。電話をして予定を決めて、実務従事証明書を持って行って、書いてもらいました。辞めた職場だったので気まずかったです。

 

2023/10/5

電気書院様より解答速報がありました。

照らし合わせた結果、

 

建築物衛生行政概論

14/20

建築物の環境衛生

21/25

空気環境の測定

38/45

建築物の構造概論

9/15

給水及び排水の管理

31/35

清掃

19/25

ねずみ、昆虫等の防除

10/15

 

142/180

 

というわけで、合格予定です!

建築物の構造概論が危ないですが、受かればいいのです!

 

11/01

合格を確認しました。

 

 

ビルメンは楽じゃなかった

もうすぐ2020年。現在ビルメン歴1年半です。

 

ビルメンは楽だ楽だと言いますが、

ビルメンが楽というのは、

1年通してやることがあまり変わらないから、仕事を覚えてしまえば楽

という意味なのかなと。

 

例えばこの時期なら、空調の暖房のクレームが多いです。

しかし一度経験していれば、「あーはいはいまたこの時期がやってきたのね」とあまり頭を働かすことなく身体が先に動くというか。

 

トイレの詰まり、ブレーカートリップ、雨漏れ、機器の警報対応、書類作成、月次点検、職場の人の性格、効率の良いサボり方などがわかってきます。

 

激務で身体がきついことはありますが、やることはだいたいわかっているので、頭はあまり使わないのです。

 

 

なので、しばらく仕事を続けないと「ビルメンは楽」にはなりません。

最初の半年〜1年間は頑張りましょう。

 

偉そうなこと言ってますがまだ職場ではいつも怒られていて覚えることがまだまだ沢山あります。

それに、忙しい時はやっぱり疲れます。仮眠3時間+3時間残業とかでもかなりきついです。

いつまで続くかな〜。

 

 

 

 

ビルメン未経験なら激務現場の方が良いのか?

答えはNOです。


私の現場は忙しい方だと思いますが、何年いても、10年以上いても、雑用を毎日淡々とやるだけです。

よその現場に行って活かせる仕事内容ではありません。

雑用の種類は沢山あるのですが、1度2度やれば覚えてしまいます。資格で例えるなら乙4みたいなすぐ覚えてしまえる仕事なのです。

すぐに覚えてしまえる仕事なら、中学生でもできますよね?

いわゆる「積み重ねが利かない」仕事が大半です。


そんな数多の雑用で、明休みは疲れてベッドでスマホをいじるだけ、公休は「明日仕事か…体力温存しよう」となり、怠惰な休日を過ごしてしまいます。



ビルメンのメリットである待機時間も、激務現場は夜間作業も多く、あまり待機時間がありません。なので、資格勉強も捗りません。


楽チンチン現場なら、有り余る待機時間で、上位の資格を取得し、スキルアップできます。


結論:楽な現場に行こう。



馬鹿でも受かる危険物乙4

危険物乙4試験に合格しました。

勉強時間は測っていませんが30〜50時間くらいでしょうか(幅ありすぎ)

 

第二種電気工事士は訓練校で学んだので、家でほとんど勉強せずに受かりましたが、

乙4は独学でした。

家で勉強する習慣が無かったので、勉強始めた頃はちんぶんかんぷんだし、勉強しないでゲームしたい禁断症状が出てとても苦痛でした。

たかが乙4されど乙4。インターネットでは一夜漬けで受かったり、無勉で受かったりする人もいる天才もいるようですが、基本的に勉強しないと受からないです。

 

 

使用した参考書↓

 

10日で受かる!  乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格(増補改訂版)

10日で受かる! 乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格(増補改訂版)

  • 作者: 本山健次郎
  • 出版社/メーカー: ツールボックス
  • 発売日: 2017/09/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
 

 「すいーっと」。テキストがわかりやすいので、やる気が出ない時にパラパラとテキストを読んだり、試験直前1週間前に赤本以外の問題を解きたいと思って、載っている問題を繰り返し解くという使い方をしていました。

 

 
 

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これは通称「赤本」。
向学院出版です。Amazonには売っておらず、向学院のホームページで買う必要があります。もしくはメルカリとかでもいいかもしれません。
メインはこっちです。
テキストは詳しく書かれているのですが、若干読むのがだるいです。
載っている問題が多いので、ひたすら問題を解いて、間違えた問題があったらその問題の内容が書かれているテキスト読む…の繰り返しでした。テキストを読まずに、いきなり問題から解き始めました。
問題の横に、正解出来たら◯、間違えたら×、わからんけど適当に答えて当たったら△を書いていました。
最初は◯が3個つくまで繰り返していたのですが、人によると思いますが、とりあえず「全ての問題をまず一周」した方が良いのかな、と思いました。
この赤本、法令分野は後半に載っています。
 

 

法令分野は問題数が多く、重要な科目です。

なので、そこまでは一方通行で解いていった方がいい気がします。

わたしの場合は、最初の問題から始めて20問解いて、最初の10問をもう1回解いて、新しく10問やって、最初の20問をもう1回解いて、新しく10問やって…とうさぎとかめのかめのような解き方をしていました。

すると、試験が近付いているのに、まだ重要な法令分野に手を付けていないという状況になってしまいました。

これが少々精神的に落ち着かなくて焦ってしまいました。

 

上記の2冊に加えて、ネットで気が向いた時に「ぜんせき」で過去問を解いていました。「乙4 過去問」「乙4 ぜんせき」で検索すれば出てきます。

ぜんせきは、難しい問題がやや多いようです。ぜんせきで8割正解していれば安心でしょう。わたしはぜんせきだと最後まで法令だけ6割がギリギリでした。

 

 

長く書いてますが広く浅くでまずはざーっと一通りやった方がいいのではということです。

最初は一問解くのに時間がかかりますが、ずっと続けているとあーはいはいこれねとなりすぐ解けるようになってきて、試験本番でもあーはいはいこれねとなりました。

 

 

 

試験本番の日は、早めに着いておくことをオススメしたいです。

早めに着き、試験開始までひたすら「すいーっと」を読んでいました。

なにせ暗記することが多いので、忘れてしまわないようにペラペラとページをめくっていました。この直前の勉強は捗ったのでオススメです。乙4といえどナメて試験会場でスマホでネットサーフィンするのはやめましょう。スマホタブレット端末で勉強しているような人はいました。

 

試験本番では、「性質、火災予防、消化方法」でわからない問題が3問も出ました。

動植物油類が2問。動植物油類は覚えるのめんどくさいので捨てていました。それが2問出てしまい軽くパニックになりました。ここまで順調に解凍できていたのに…。

アクリル酸についての問題も出ました。初めて見るワード「アクリル酸」。試験終了後ネットで調べたら最近のトレンド問題のようでした。知らなかった…。

 

 

それでも、合格はしていました。

やったことがない問題があっても、それ以外の問題で正解出来ていればいいのです。

 

※追記

数日後、結果通知書が届き、正答率が書いてあったのですが 、

法令93% 物理化学100% 性質消火100%

でした。性質消火のわからなかった問題は運よく勘が当たったようです。ちょっと嬉しい。

 

 

 

馬鹿でも過去問を淡々と解いていけば受かります。

やるかやらないかです。

テキストはほどほどに、過去問中心。

 

 

 

これでビルメン辞めてもセルフガソリンスタンドの夜勤が出来るよ〜。

 

 

 

ビルメンのデメリット全て書きます。

ビルメン2年目になった私が、思いつく限りのビルメンのデメリットを書いていきます。

あくまで私がいる会社、現場のことを書きます。




・歩きまくる

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↑5月の歩数グラフです。

宿直→明け→休みが基本で、休日はほとんど家から出ないので差があります。

5月で一番多い歩数は「32160」歩でした。

一番少ない歩数は「164」歩でした。

休日も普段から外にお出かけするアクティブな人ならどうってことないでしょうが、引きこもり気質の人は慣れてもシンドイです。


・拘束時間長すぎ

普通に宿直→明け→休みなら24時間拘束時間で、これならむしろメリットですが、ちょくちょく残業があります。


ひどい場合だと、

宿直→明け日勤→休み→宿直

なんてこともあります。24時間+8時間で32時間拘束です。滅多にないですがこれマジで頭おかしくなります。

それに、拘束時間が長いとストレスも溜まるので散財、暴飲暴食してしまいます。

もちろん仕事がないときは待機なのですが、職場なのでダラダラもできず待機は待機で疲れます。


・給料少ない

よくある基本給に色々手当を加えて基本給を抑える給与体系です。

基本給が少ないということは残業代も少なくなるので、残業しまくって稼いだる!とはならないんですよね。

給料沢山欲しいならビルメンになるべきではないです。



・仮眠時間短すぎ

6時間の仮眠時間が設けられていますが、平均は5時間くらいです。

きちんと6時間眠れることもありますが、3.4時間は多々あります。

仮眠0時間は幸い(?)なことに今のところ1回しかありません。


・覚えることが多すぎ

建物のどこに何があるか、電気空調衛生熱源等の知識、管球の種類はなんなのか、監視盤の操作、点検箇所、トラブルが起こった時の対応、電話対応などなど。

覚えることができれば後は楽になりますが、設備管理未経験者は最初は大変だと思います。

でも覚えれば楽って誰でもできる仕事ってことですよね。


・雑談多すぎ

待機時間が長く暇な時はおっさん達との雑談イベントが発生します。

嫌なので機械室にこもってスマホいじったり横になったりしています。

誰とも話したくない自分の殻に閉じこもりたい人は苦労します。自分のことなんですけど。


・危険作業がある

詳細は書きませんが普通に死ねる作業がいくつかあります。

薄給なのになんでこんなことやってるんだろう…と死にたくなります。(二重の意味で)




ばっこり書いてやろうと気合入れてたけどこうして文章化してみるとあまり思いつかなかったし、他のビルメンブログで書かれているのと大して変わらないですね。

それでも今までビルメン続けてるのはメリットもあるからなのですが、それはまた気が向いたら書きます。



「劣等感を楽しめ」

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校を卒業してすぐ、とある短期のイベントアルバイトに参加した。

それでなぜか俺がアルバイトのまとめ役みたいな立場になった。

 

1日目、イベント会場の最寄駅でアルバイト十数人をまとめて点呼し、イベント会場に向かうため先導して歩いた。

途中でイベント会場までの道がわからなくなり、あばばばはあたふたしてしまい、その時にみんなからの目が無能を見る目に変わってしまった。

 

ほんでイベントの設営をした。

口の悪い職人にこき使われるのが相当ストレスだったし、暑いし、ずっと立ちっぱなしで身体痛いし、職人から「ボルト渡してくれ」って言われてナット渡そうとしてキレられた。

そして3時間ほど作業し小休憩の時間になった。

すると、職人のまとめ役っぽい細身のジジイ、されど威圧感のあるジジイが俺に話しかけてきた。

「よぉ、君は大学生か?」

俺「ろ、浪人です…w」

大学浪人ではなく公務員試験浪人だったが。

このとき完全に空気が変わった。主に他のアルバイトの。

「そうかそうか、何浪なの?」

俺「い、一浪です…w」

「一浪ならまだいいじゃん、頑張れよ」

 

すると、他のアルバイト達がジジイと俺の会話を機にぽつぽつと話し始める。

「大学生ですか?」「はい」「どこ大?」「日大芸術学部です」「亜細亜大学です…」「まぁいいじゃん、俺は一橋」

 

 

この刹那の時間、貴方は耐えられるだろうか?

もう本当に最低最悪メンタルだった。

俺はクソ浪人で、他のアルバイト達は優秀な大学生達だったのである。

そいつらのまとめ役が俺って…コンプレックスが爆発しそうだった。

 

その後、飲み物を自販機に買いに行くことになり、誰から買う?ということになり、日大芸術学部君が、「あっじゃあお先どうぞw」とニヤニヤしながら俺に勧めてきた時、心が崩壊した。

 

 

 

 

 

 

翌日。アルバイト2日目。ボロボロメンタル、肉体労働によるボロボロボディで今度は三十人ほどのバイト達の点呼をし、会場に出発した。

会場に向かって歩いている途中、横に来て俺に話しかけてきた人がいた。珍しい人もいたものである。

それで、ついつい俺は昨日の出来事を話してしまった。「俺だけ浪人で劣等感がヤバかったんですよ…」みたいな。

そのときである。話しかけてくれた人は一言。

 

「劣等感を楽しめ」

 

と。

 

劣等感を感じている今だからしか体験できないこと、アイデアがある…そんな感じのことを言ってくれた。

 

話しかけてくれた人は、アラサーで、大学卒業後、正社員になるも、辞めて、色々なことを経験してみたいということで、今回のイベントアルバイトに参加したようである。

 

 

劣等感を感じているからこそ…ニート、引きこもり…にしかできない体験、考えがあると思う。

ストレスが溜まって親に怒鳴ったり、動かなさすぎて深夜にランニングするようになったり、ずっと家にいるので疲労感を感じず眠れなかったり、慢性的なコメカミピクピクに悩まされたり、体重が1年で15kg増えたり、一人で動物園行ったり、サイゼリヤが好きでサイゼに行きまくって、ニートだと思われたくないから、たまにスーツ着てサイゼ行ったり、ポーカーで金を稼ごうと、オンラインポーカーを始めたり。

 

 

そういうヘンテコなことをしてきても、俺のようにビルメン程度ならなれる。


ニート、引きこもりの人は、将来に対して大きな不安感があると思う。

でも、就職したり、夢が叶ってしまえば、そんなもの吹っ飛ぶのである。

だから、「なんとかなる」と根底で思っていると、少しは楽になるはず。

 

だからよ…劣等感を持っててもよ…止まるんじゃねぇぞ…